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詩という生活・オオカミ編集室のブログ

光冨幾耶の文芸雑記・雑感、文芸雑誌「オオカミ」の告知・情報ページです。

ということで、ようやく動き出せそう

編集中のオオカミ37号の編集後記でもすこし触れているのだが、昨年秋から今年の冬にかけて、いろいろなことがあり、冬は活動が沈滞気味だった。何もなかったのではなく、いつもいろいろあるのだが、今回はとくに表に出せず、各種調整案件重なり、またわたしの心身の状態も、鬱っぽかった。冬は例年、2月生まれのくせに、かるく鬱ぽいのだが、今回はコロナ禍緊急事態宣言もあり、また微妙な案件もあった。

とりあえず、まだ祖父(101歳)の喪中である。PCは新調した。職場は2月1日から横浜となる。オオカミ37号は現在校正中。ほぼ本文は仕上がる。2月から表紙デザインに入る。わたしの新詩集『惑星』は出来上がっているのだが、発送が間に合わない。近日、アマゾンでの販売開始予定。非常にシンプルなつくりにしたのだが、薄い透明なブックカバーを手作業で掛けることにしたので、まだ一部を除き、発送準備中となる。1月から神奈川新聞の現代詩時評を毎月第1木曜日に掲載させていただく。いまは2月掲載分を新聞社で作業していただいている。ほんの数日、オオカミ編集室のHPが閲覧できない状態になったが、現在は回復。アマゾンを装う迷惑・詐欺メールを、アマゾン社に問い合わせる。日本現代詩人会、横浜詩人会の依頼されている作業は随時作業、検討している(わたしはサポート役なので、ほとんど表にはでないが、陰サポートの実務のほうが楽)。柳沼咲子新詩集の制作に2月から入る。いままで企画・打合せ等をしていた。古い平屋の修繕を日曜大工風に行い、家具をひとつずつ家に入れて部屋を片付けている。先日、とても苦しかったので、夜ひとりで「疲れたつかれた」と数十回真言のように唱えていたが、ようやく鬱ぽさから抜け出せてきた。ひとと話すこともおっくうだった。居合の道場は緊急事態宣言を受けて休館となった。わたしの誕生日の2月13日に再開となる。2月13日といえば、地元詩人会でお世話になったH氏と同じ誕生日だった、その方は12月10日に亡くなった。協力したり、喧嘩したり、いろいろあったが、懐かしい。いまでも笑ってこちらを見ているような気さえする。詩人会での育ての親役のひとりだった。これからわたしはまた見えないものと戦うのだな、と思う。といっても喧嘩はせずに、協調していくのだが。本日O氏から亡き奥さんを忍ぶ詩集をいただく。『蜜月』。O氏とも奥さんとも若いころお世話になっていた。すこし前から世話になっていた詩人さんたちが逝く。1月の時評では、うえだけんさく、坂多瑩子、金井雄二、黒羽英二各氏の作品を紹介させていただいた。タイトルは新聞社で付けていただいた。「うめだけんさく「走る」 生きるとは走ること」。では、走れないひとはどうするのだ、生きるのに疲れたら、どうするのか、と問い詰められても、わたしは、疲れたら歩けばいい、歩くのも疲れたら立ち止まればいい、立つのも疲れたら休めばいい、というくらいにしか言えない。実際、息をするだけでもひとは疲れることもある。そういうときは、わたしは目を閉じて眠ることにしている。それさえ、できないひとはどうすればよいのだ、と聞かれたら、わたしはただ沈黙して、自分のすべきことをしていくしかないのだなと思う。ずっとそうしてきた、これからもそうだと思う。わたしには走るか、休むかの2つしかなかったのだから。『蜜月』を読む、涙する。

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オオカミ37号参加状況

オオカミ37号参加者は以下のようになっています。
(敬称略・順不同)

あたるしましょうご中島省吾
石川厚志
梅津弘子
鹿又夏実
佐相憲一
冨田民人
長尾雅樹
日野零
平川綾真智
福士文浩
森雪拾
宮坂新
みよおじ愛己
鈴木正枝
関中子
猫町すみす
佐々有爾
植木肖太郎
颯木あやこ
艸田陽治
木内ユカ
光冨幾耶
小桜ゆみこ

1~2月編集作業となります。

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