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詩という生活・オオカミ編集室のブログ

光冨幾耶の文芸雑記・雑感、文芸雑誌「オオカミ」の告知・情報ページです。

薄曇りの日曜日の午前に/文芸関係いろいろ

きょうは薄い雲が、空を覆っている。気候は風はやや湿り、部屋のなかは暑い。今朝、妻の朝食の準備中に、吉田精一著『文学概論』を読み終えた。ここ数日、バスや電車の待ち時間で読み進めていたもの。「詩」、「小説」、「戯曲」、「評論」、「文学の本質」の各章からなる。「国文学概論」では「物語」の章から「軍記物語」の途中まで読み進めた。最近、福永武彦訳「現代誤訳 古事記」を購入。古事記編纂1300年と帯文にあった文庫本。前々から断片的にはエピソードとして読んでいるだろうけれど、一度通しで捉えてみたかった。
創作雑誌「羊が丘」2号の、Amazon販売分は、発売元の密林社に送った。近日、Amazonでの販売が開始されると思う。7月6日Tokyoポエケットに狼編集室で出店することにした。「狼」「羊が丘」他を販売。
文芸誌「狼」23号は著者校正待ち。来週には、印刷所に制作の依頼を予約する予定。
日本詩人クラブ詩書展用の絵と詩を印刷所に制作依頼した。わたしの詩に妻の画(素描というかイラストというか)を置いたもの。6月23日~28日まで銀座・地球堂で開催される詩書展。
6月15日は日本現代詩人会の詩祭。わたしは会場係。机とか椅子とか設置・動かしているのかな(?)。H氏賞・現代詩人賞の贈呈式や講演やパーティなどがある。
本日25日は午後から日本詩人クラブの詩の学校の特別講座。わたしは会計兼司会進行役と、生徒(?)として参加。群読で詩の朗読練習。この群読(みなでそれぞれのパートを担当し、一編の詩を朗読)は7月12日の東大駒場での、詩人クラブ例会の冒頭の催しとされるらしい。
6月初めの茅ヶ崎での朗読会は、事情によりキャンセル。すみません。たまに個人主催の朗読会のお誘いをいくつかされるのだけれど、こちらの事情によりご遠慮することもある。
7月以降も、日本詩人クラブの詩の学校で、協力員になったので、土曜日(平日から変更の予定)、受講者兼何かの役割をしていくのかな。
「詩と思想」10月号に作品を書くので、前に下書きを書いた。いま寝かせていて、あとで推敲し、寄稿するつもり。
あといくつかの場でネットの更新作業などは地味・地道にしている。たとえば、詩歌のサイト「詩客」の協力員となっていて、おもにトップページの更新(リンク)と詩の縦書き画像作成などしている。横浜詩人会のサイト運営は結構地味にしている。イベントがあれば記載している。問合せ対応ほか。「港の詩」の連載は、昨年から事情により掲載がストップしていたが、再開のために、メンバーに動いて貰っている(資料集めと入力・更新)。
文字校正の勉強もしているが(いままでも時折講座などでDTPや校正の勉強はすることもある)、予定より早く修了しそう。
ほかに、日々いろいろあるけれど、お陰様でそれなりに充実している。感謝。

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羊が丘2号販売間近です

羊が丘2号s
羊が丘2号の参加予定者は以下の方々です。
敬称略・順不同で。  
立木群草(エッセイ)、坂井信夫(詩、お話)、禿慶子(詩、お話)、梓ゆい(詩)、 石川厚志(詩)、高坂明良(俳句)、光冨郁埜(コラボ参加*詩)、小桜ゆみ(詩)、 矢口真理子(コラボ*写真)、中條なつみ(コラボ*写真)、古川智香子(切り絵)、 服部剛(詩)、長谷川忍(詩)、奥主榮(詩)、芝田陽治(詩)、並木かもみ(コラム)、 田中健太(コラム)、荒谷良一(写真*文)、TASKE(詩)、最都 優(詩*ラッパー音楽)、 正道陽子(エッセイ)、長井友里(判子)、村野美優(詩)。
定価600円。近日Amazon等で販売予定です。
先行販売:狼編集室の販売サイト

国文学専攻ノート2

昨夜はブログ記事更新後、文字校正のテキストを読み、そのあと『国文学概論』の「古代和歌」を読み返していた。和歌といえば、現代では短歌を指すが、古代は長歌やその他の形態もあった。また万葉集、古今集、新古今集の特徴について読んだ。なぜ短歌がこれほど日本で和歌の典型的な形式となったかなど。これは日本人の感動や情緒の表現に適した五音七音の音韻を基調とし、長さが恰好の量であったためとされる。

今夜は説話文学の部分を通読した。説話文学とは、広くは神話、伝説、民譚を含む伝承、狭くは中世の説話集等をいう。物語と違う点は、大衆性、庶民性を有し、伝奇性、叙事性、説明性があり、素朴である。また、叙述が客観的である。ただし物語文学と比べると芸術性には劣るようだ。仏教性があるのは『日本霊異記』、説話文学として有名なのは『今昔物語集』がある。など。時間がないので、ここまで。

国文学専攻ノート1

この国文学専攻ノートのカテゴリでは、学習の簡単な覚え書き(メモ)程度のものを記しておく。分野は主に国文学だが、大学の勉強であるので、思想、英語、法学、経済学の記載もある。
昨日、今日と、『国文学概論』の「古代和歌」を通読していた。簡単に記すと、和歌の語の意義は、広くは「やまとうた」、漢詩に対立する日本の詩歌。狭くは、答歌で、短歌と同じくする。これから和歌の、意義、発生、形態、短歌形態の形成、短歌の声調を見てきた。
そのあと、『日本文学 古典と近代』で「スサノオ」として古事記から、また芥川龍之介「老いたる素戔嗚尊」を読んだ。古事記では炎のような男らしい文体、芥川は格調の高さを感じる文章で、スサノオの息吹をリアルに感じることができた。
あとで、読み返しおこうと思う。

羊が丘2号発行しました。

羊が丘2号発行しました。販売は後日となります。

参加者は敬称略・順不同で。
立木群草(エッセイ)、坂井信夫(詩、お話)、禿慶子(詩、お話)、梓ゆい(詩)、 石川厚志(詩)、高坂明良(俳句)、光冨郁埜(コラボ参加*詩)、小桜ゆみ(詩)、 矢口真理子(コラボ*写真)、中條なつみ(コラボ*写真)、古川智香子(切り絵)、 服部剛(詩)、長谷川忍(詩)、奥主榮(詩)、芝田陽治(詩)、並木かもみ(コラム)、 田中健太(コラム)、荒谷良一(写真*文)、TASKE(詩)、最都 優(詩*ラッパー音楽)、 正道陽子(エッセイ)、長井友里(判子)、村野美優(詩)。

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